有限会社 アウトプレースメント の日記
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ジェネリック家電?
2013.04.03
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以下、週プレニュース様」より
「時代の流れには逆らえないってことですかね。もともと、ジェネリック家電なんて、大手家電量販店では扱いませんでした。昔から扱っていたのは、ビッ●カメラさんくらいでしょう。本来、メーカーと量販店は持ちつ持たれつ。メーカー側がドル箱である量販店を大事にするように、量販店もメーカーがいやがるノーブランド品を扱わないというのが暗黙の了解でしたから」
しかし、家電不況が業界の“常識”を変えた。
「ここ数年、メーカーの力がガタガタに落ちて、ヒット商品もないのに買わされる……というか泣きつかれることが増えましたからね(苦笑)。完全に力関係が崩れちゃったんです。お客さんも名より実を取るようになりました。ノーブランドでも良い製品なら買っていく。うちの店も、ジワジワと中韓の家電メーカーの製品売り場が広がっています。私としては、それより国内メーカーのジェネリック家電を扱うほうが、まだ気分が楽ですね」
大手ホームセンターの西日本統括部長も同意する。
「時代はジェネリック家電でしょ(笑)。昨年ウチでも扇風機が飛ぶように売れたけど、その9割がジェネリック製品です。昔はホームセンターで買うノーブランド家電なんて使い捨てだとバカにされたものでした。でも今はまったく違う。売れるから、こちらも真剣に扱うようになる。ジェネリックメーカーも真剣に勉強して、製品の質は上がっています。夏の暑いなか、売り場で他社製品を熱心にチェックしていた営業さん。あの額に汗する姿勢が大手国産家電メーカーにあれば、今の衰退はなかったんでしょうけどねぇ……」
その、大手国産家電メーカーの商品の状況は……?
「大手は昔の『仕入れさせてやる』という態度が『お願いします』に豹変したけど、お客さんにもそんな感じは伝わるんじゃないですか。ウチはこれからも安くて良い品物であれば、ドンドン(ジェネリックを)仕入れますよ(笑)」
なんとも皮肉なものだ。
要するに、目が肥えているユーザーが求めているのは
「価格」「シンプル」であってもはやメーカー名だけでは、
物は売れないということ。